メディカルミノキ5には騙されるな!

メディカルミノキ5が発売された経緯とは!?

「スカルプDメディカルミノキ5」が発売されるようになったのは、ミノキシジルを含む育毛剤として国内で独占的に販売していたリアップ(大正製薬)の特許が切れたからです。

国内市場において、ミノキシジルを含む育毛剤は、特許を取得していた大正製薬のリアップに限定されていました。

医薬日の特許期間は、特許を出願してから20年間です。リアップが発売され始めたのが今から約20年前の1999年(特許出願は1998年)です。出願から20年経った2018年にリアップの特許が切れました。

それによって、他社でも育毛剤にミノキシジルを使用することが可能となり、いち早く目をつけていたアンファーが、ミノキシジルを含む育毛剤「メディカルミノキ5」を発売するようになったわけです。

ミノキシジルを含む市販の育毛剤がリアップに限定されていた時代は終わり、スカルプDメディカルミノキ5以外にもミノキシジルを含む他社製の育毛剤がこれから店頭にも並ぶようになるわけです。

これまでリアップが重宝されていたのは、ミノキシジルを含む市販の育毛剤がリアップだけだったからです。ですが、特許切れと共にリアップの独占市場は終わりました。

メディカルミノキ5の注意点!

スカルプDで有名なアンファーという大手企業から発売されている事と、大手企業ならではの資本を投じた派手な広告宣伝から、メディカルミノキ5があたかも画期的な育毛剤かのように感じている人が中にはいます。

ですが、メディカルミノキ5には騙されるな!

と敢えて忠告しておきます。ミノキシジルを5%配合した育毛剤として注目が集まるスカルプDメディカルミノキ5ですが、購入する前の注意点を以下にまとめておきます。

主な効果は、頭皮の血行促進に限られる

メディカルミノキ5の公式サイトや商品パッケージに目を通すと、様々な謳い文句を目にしますが、メディカルミノキ5を使用することで得られる効果は、頭皮の血行促進です。血行促進以外の効果はほとんどなく、頭皮の血行促進目的に製造されたのがメディカルミノキ5です。

メディカルミノキ5の主な効果・・・頭皮の血行促進

メディカルミノキ5の最大の特徴は、ミノキシジルが5%配合されている事です。ミノキシジルは、元々高血圧患者に使用されていた医薬成分で、投与した患者に発毛効果があったことから育毛剤に使用されるようになりました。

ミノキシジルは、血管そのものを拡張させる作用があり、血管が拡張されることで血管を流れる血液量が増幅します。

頭皮には、無数の毛細血管が張り巡らされています。ミノキシジルを含む育毛液を頭皮に塗布することで、頭皮の毛細血管が広がり、血管を流れる血液量が増し、血流が良くなるのです。

頭髪は、頭皮の毛根が細胞分裂を繰り返して伸びたものです。具体的には、毛母細胞と呼ばれる毛包細胞の細胞が細胞分裂を繰り返すことで伸びていきます。毛母細胞は、頭皮を流れる毛細血管から血液を供給され、血液と酸素を原料に細胞分裂を行っています。

頭皮の血行を促進することで髪が元気になるとされるのは、髪を作り出す毛母細胞により多くの血液が供給されるようになるからです。毛母細胞の細胞分裂の元となる血液がより多く供給されることが発毛に効果的とされています。

ですが、頭皮の血行を促進しただけで、薄毛や抜け毛が根本的に解決するかと言えば、それはまた別の話です。

頭皮の血行を促進することは確かに髪にはプラスになりますが、それだけで薄毛や抜け毛が根本的に解決するとは限らないのです。つまり、メディカルミノキ5を使用したからといって、あなたの薄毛、抜け毛が根本的に改善されるわけではないということです。

「壮年性脱毛症」という言葉のトリック

メディカルミノキ5の公式サイト、販売ページ、そして商品パッケージを見ると、「壮年性脱毛症」という言葉を見かけることがあります。

<商品パッケージ>

<販売ページ>

この「壮年性脱毛症」という言葉は非常に曖昧で、言葉のトリックが隠されています。絶対に混同してはいけないのが、「壮年性脱毛症」「男性型脱毛症」です。

「壮年」という言葉に明確な定義はなく、「壮年」が一般的に当てはまる年齢、年代というのも明確な定義はありません。一般的に、働き盛りの年齢、年代の事を指す言葉で、20代後半から50代ぐらいまでの年齢を指します。年齢、年代の捉え方も様々であり、20代後半からと捉えられることもありますし、30代からと捉えられることもあります。

・「壮年」・・・心身ともに成熟し、最も働き盛りの世代
(明確な年齢、年代は定義されていない)

要するに、「壮年」は、働き盛りの年代の事であり、そうした年代で髪が薄くなっている人のことを「壮年性脱毛症」と読んでいるのです。

で、重要なのはここからです!

「壮年性脱毛症」とよく似た言葉に「男性型脱毛症」という言葉がありますが、壮年性脱毛症と男性型脱毛症は全く異なります。

壮年性脱毛症 ≠ 男性型脱毛症

男性型脱毛症は、男性ホルモンが原因による男性特有の薄毛の症状の事です。男性型脱毛症は、AGA(Androgenetic Alopeciaの略)とも呼ばれています。前頭部や頭頂部に薄毛の症状が表れるのが特徴であり、中高年男性の3人に1人が悩まされているとされる薄毛の症状です。

一方の壮年性脱毛症は、男女問わず成人した働き盛りの年代で髪が薄くなっている人のことを指している曖昧な言葉です。

メディカルミノキ5のパッケージや商品販売ページでは、「男性型脱毛症」とよく似た「壮年性脱毛症」という言葉を用いています。

また、前頭部と頭頂部が薄くなっている男性のイラストを用い、一見すると男性型脱毛症対策に効果的なのかと錯覚してしまいます。

<商品説明で用いられているイラスト>

「壮年性脱毛症」という言葉と紛らわしいイラストで、メディカルミノキ5があたかも「男性型脱毛症」に効果的であるかのように装っていますが、絶対に騙されてはいけません。

男性型脱毛症の根本的な原因は男性ホルモンであり、ジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる活性型男性ホルモンです。この物質の産生を抑制しなければ、AGA(男性型脱毛症)の根本的な対策にはなりません。

メディカルミノキ5は、5%という高濃度のミノキシジルを配合しているものの、男性型脱毛症(AGA)の根本的な原因物質であるジヒドロテストステロン(DHT)の発生を抑制する効果は全くありません

男性型脱毛症(AGA)とよく似た「壮年性脱毛症」というフレーズを随所に用いているメディカルミノキ5ですが、男性型脱毛症(AGA)の根本的な対策にはならないということを憶えておく必要があります。

AGAの人にメディカルミノキ5はオススメできない!

メディカルミノキ5の最大の特徴は、ミノキシジルを5%配合している点です。そして、ミノキシジルを高配合していることで、高い頭皮の血行促進効果が望めます。

ですが、育毛剤としての効果は頭皮の血行促進に限定されるという事。さらに、メディカルミノキ5で多用されている「壮年性脱毛症」という言葉は、「男性型脱毛症(AGA)」とは似て非なるものであることが理解できたと思います。

抜け毛や薄毛の原因は様々ですが、あなたが男性型脱毛症(AGA)なのであれば、メディカルミノキ5は正直オススメしません。

なぜなら、何度も言うように、メディカルミノキ5は頭皮の血行を促進する高い効果はあるものの、男性型脱毛症の根本的な原因物質を抑制する効果が全くないからです。

頭皮の血行を促進することで、一時的に髪に元気が戻ることはあるかもしれません。ですが、それはあくまでも一時的なものにしか過ぎません。

男性型脱毛症(AGA)の根本的な原因は、男性ホルモンです。ジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる活性型男性ホルモンが根本的な原因物質です。ジヒドロテストステロンが産生され続ける限り、確実にAGAは進行していくのです。

ジヒドロテストステロンは、男性ホルモンの主成分であるテストステロンが、5αリダクターゼと呼ばれる酵素の還元作用を受けて変化した物質です。

テストステロン + 5αリダクターゼ → ジヒドロテストステロン

このジヒドロテストステロンが、男性の前頭部、頭頂部に存在するアンドロゲンレセプターと呼ばれる男性ホルモン受容体と結びつき、薄毛が進行します。

ジヒドロテストステロン + アンドロゲンレセプター → 薄毛が進行

男性型脱毛症(AGA)を本気で克服したいのであれば、AGAの根本的な原因物質であるジヒドロテストステロン(DHT)の発生を抑制することが何より重要です。

ですが、メディカルミノキ5には、ジヒドロテストステロンの発生を抑制する効果は全くありません。つまり、メディカルミノキ5は、男性型脱毛症の根本的な原因の対策には全く効果がないということです。

あなたが自分自身を男性型脱毛症(AGA)だと自認しており、使用する育毛剤にAGAの根本的な対策を求めているのであれば、残念ながらメディカルミノキ5はオススメできません。

もちろん、AGAの根本対策として、プロペシアやフィンペシアといった内服薬を服用しており、頭皮の血行促進効果を得るためだけにメディカルミノキ5を使用するのは、それはそれでアリです。ミノキシジルが5%配合されていることで、メディカルミノキ5には高い血行促進効果がありますからね。

しかしながら、プロペシアやフィンペシアといった薬には副作用があり、薬を服用するのは最終手段でもあります。

そうした内服薬を服用するのではなく、育毛剤でAGA対策を考えている人や、AGA対策の手始めに育毛剤の使用を考えている人も多いはずです。

ですが、残念ながら、そうした人にメディカルミノキ5はオススメできません。

自分がAGAかどうか見分けるには!?

最近良く耳にする「AGA」(男性型脱毛症)ですが、自分がAGAかどうか見分けるには、ハゲ方を見ればすぐに分かります。

AGA(男性型脱毛症)の症状が表れるのは、主に前頭部と頭頂部です。前頭部と頭頂部に薄毛の症状が表れるのは、男性の前頭部と頭頂部にアンドロゲンレセプターと呼ばれる男性ホルモン受容体が密集しているからです。

AGAは、ジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる活性型男性ホルモンが、アンドロゲンレセプターと呼ばれる男性ホルモン受容体と結びつくことで進行していきます。

ジヒドロテストステロン + アンドロゲンレセプター → 薄毛が進行する

前頭部と頭頂部に薄毛の症状が表れるのは、アンドロゲンレセプターが前頭部と頭頂部に集中して分布しているからです。側頭部や後頭部には、アンドロゲンレセプターはあまり存在していないため、AGAのハゲ方は、側頭部や後頭部の髪は問題ないにも関わらず、前頭部や頭頂部に症状が表れるのが特徴です。

以下のような症状が表れている人は、ほぼ間違いなくAGA(男性型脱毛症)だと思って間違いないです。

・前髪の生え際が後退してきている
・前頭部が薄くなってきている
・頭頂部が円状に薄くなってきている
・前頭部と頭頂部が同時に薄くなってきている

逆に、AGA(男性型脱毛症)ではないのであれば、前頭部や頭頂部の髪だけ薄くなったりはしません。髪全体が薄くなってきていたり、髪の分け目だけが薄くなっていたり、側頭部や後頭部の髪も薄くなったりするはずです。

側頭部や後頭部の髪は問題ないにも関わらず、前頭部や頭頂部に薄毛の症状が表れているのであれば、ほぼ間違いなくAGA(男性型脱毛症)です。男性ホルモンが根本的な原因で髪が薄くなっているのです。

AGA(男性型脱毛症)の人が育毛剤に求めるべき事とは!?

自分がAGA(男性型脱毛症)だと分かっているのであれば、使用すべき育毛剤には細心の注意を払う必要があります。なぜなら、使用すべき育毛剤で、その後の薄毛の状況が大きく変わってくるからです。

AGA(男性型脱毛症)の根本的な原因は男性ホルモンであり、さらに詳しく言えば、テストステロンが変化したジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる活性型男性ホルモンが原因です。

AGAなのであれば、使用すべき育毛剤にAGAの原因物質であるジヒドロテストステロン(DHT)の産生を抑制する効果があるものを使用する必要があります。

一般的な育毛剤の効果は、頭皮の血行促進や頭皮ケア、頭皮環境の改善です。中でも、スカルプDメディカルミノキ5は頭皮の血行促進効果に特化した育毛剤です。メディカルミノキ5以外では、リアップも頭皮の血行促進に特化した育毛剤です。

血管拡張作用のあるミノキシジルという医薬成分を配合していることで、他の育毛剤より高い血行促進、血流促進効果が期待できるのは事実です。

ですが、AGAなのであれば、血行促進、血流促進だけを行っても根本的な改善にはなりません。

また、育毛剤の中には頭皮ケアや頭皮環境の改善効果に特化した商品も存在しますが、AGAなのであれば、頭皮ケアや頭皮環境の改善だけを行っても根本的な改善にはなりません。

頭皮の血行を促進したり、頭皮環境を改善することは確かに重要な事です。頭皮の血流を良くすることで髪を作り出す毛根により多くの血液が供給されるようになります。頭皮環境は元気な髪が育つ土台であり、頭皮をケアし、頭皮環境を健全にすることも重要です。

ですが、AGA(男性型脱毛症)の根本的な原因は男性ホルモンであり、ジヒドロテストステロン(略してDHT)と呼ばれる物質そのものを抑制しない限り、根本的な対策にはならないのです。

世の中には様々な育毛剤が存在します。ドラッグストアや薬局、ネット通販、様々な販路で多種多様な育毛剤が販売されていますが、AGA(男性型脱毛症)なのであれば、AGAの原因物質であるジヒドロテストステロン(DHT)の抑制効果がある育毛剤を使用する必要があります。

頭皮の血行促進作用や頭皮ケアももちろん重要ですが、それ以上にジヒドロテストステロン(DHT)の抑制効果を備えた育毛剤を使用する事が重要なのです。

ジヒドロテストステロン(DHT)を抑制せずに頭皮の血行を促進したり、頭皮ケアに努めたところでそれは例えるなら「焼け石に水」です。時間の経過と共に確実に薄毛は進行していき、最終的に側頭部と後頭部の髪を除いて全ての髪が抜け落ちてしまうのです。

アニメの「サザエさん」で登場する波平さんのように、側頭部と後頭部の髪以外の全ての髪が抜け落ち、禿げ上がってしまうのです。

ジヒドロテストステロンの抑制効果が高い育毛剤は?

AGA(男性型脱毛症)なのであれば、使用する育毛剤にはジヒドロテストステロン(DHT)の抑制効果があるものを使用すべきだということが理解できたと思います。

現在、巷には様々な育毛剤が販売されています。その中で、実際にジヒドロテストステロン(DHT)の抑制効果があるものを挙げると、以下の商品が存在します。

チャップアップ、イクオス、モウガシナジーX、プランテルEX、ポリピュアEX、バイタルウェーブ、リデン、ブブカ、Deeper3D、フィンジア

ジヒドロテストステロンの抑制効果という点で、これらの商品を比較すると以下のようになります。

<ジヒドロテストステロン(DHT)の抑制力比較>

チャップアップ・・・★★★★★
・イクオス・・・★★★☆☆
・モウガシナジーX・・・★☆☆☆☆
・プランテルEX・・・★★☆☆☆
・ポリピュアEX・・・★★☆☆☆
・バイタルウェーブ・・・★☆☆☆☆
・リデン・・・★☆☆☆☆
・ブブカ・・・★★★☆☆
・Deeper3D・・・★☆☆☆☆
・フィンジア・・・★★☆☆☆

上記の育毛剤には、ジヒドロテストステロンの抑制効果以外にも、頭皮の血行促進作用、頭皮ケア、頭皮環境の改善効果、髪の原料となる成分の補給などの効果があり、各効果効能は育毛剤によって異なります。

ですが、AGA(男性型脱毛症)の根本的な原因物質であるジヒドロテストステロン(DHT)の抑制という点では、現在のところチャップアップという育毛剤が最も高い効果を備えています。

ジヒドロテストステロン(DHT)は、テストステロンが5αリダクターゼの還元作用によって変化した物質です。チャップアップには、5αリダクターゼ酵素の還元作用を抑える業界最多の計8種類もの生薬成分が配合されており、ジヒドロテストステロンの抑制効果が非常に高いのが特徴です。

それ以外にもチャップアップには、頭皮の血行促進効果や頭皮環境の改善効果、髪の原料となるアミノ酸成分なども含まれており、トータルバランスに優れているのが特徴です。

スカルプDメディカルミノキ5のように、医薬成分であるミノキシジルを含んではいないため、血行促進効果という点ではメディカルミノキ5には劣るものの、AGA対策に何より重要なジヒドロテストステロンの高い抑制効果備わっています。

参考までに、血行促進効果、頭皮環境の改善効果、髪の原料となる成分の補給、ジヒドロテストステロン(DHT)の抑制効果という点で、メディカルミノキ5とチャップアップを比較すると以下のようになります。

<メディカルミノキ5>
・血行促進効果・・・★★★★★
・頭皮環境の改善効果・・・☆☆☆☆
・髪の原料補給・・・☆☆☆☆☆
・DHTの抑制効果・・・☆☆☆☆☆
公式サイト→

<チャップアップ>
・血行促進効果・・・★★★★☆
・頭皮環境の改善効果・・・★★★★☆
・髪の原料補給・・・★★★★☆
・DHTの抑制効果・・・★★★★★
公式サイト→

育毛剤の売れ筋ランキングなどで、必ずといっていいほど上位にランキングされているチャップアップという育毛剤ですが、チャップアップの効果効能を分析すると人気なのもうなづけます。

まとめ

メディカルミノキ5は、大手企業のアンファーから発売されていることと、資本を投入して大々的に広告を打っていることから話題になっていることは確かです。

ですが、メディカルミノキ5は、リアップ(大正製薬)の特許切れがキッカケとなって発売された商品であること。そして、その効果効能は、頭皮の血行促進を主としたものであり、血行促進に限定されるということを知っておく必要があります。

巷には様々な育毛剤が販売されていますが、重要な事は、自分の薄毛の原因をしっかり理解し、その原因の対策に最も効果的なものを使用するということです。

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